年間スケジュール

研修はプログラム制で実施し、研修期間は3年間以上です。専門研修プログラムにより研修を開始した日をもって研修開始日とします。
専門研修の質を保障し均一化をはかるため、必ず専門研修施設群の複数の施設をローテート研修します。専門研修期間のうち少なくとも1年間以上は日本医学放射線学会認定の総合修練機関で専門研修を行うことを必須とします。また、放射線科専門研修プログラム新整備基準では、基幹施設での研修は 6カ月以上とし、連携施設での研修は3ヵ月未満とならないようにすることが定められていますが、本プログラムでは各施設1年単位でのローテートを基本としています。専門研修関連施設での研修は、非常勤医師として専門研修基幹施設の管理・責任の下に行われ、常勤医師としてのローテート研修は行いません。

(1)専門研修1年目

  • 知識:放射線科診療に必要な基礎的知識・病態を習得する。
  • 技能:研修指導医の管理のもと、診断や治療に必要な画像検査が実施可能な技能を習得する。
  • 態度:医師として、医の倫理や医療安全に基づいた適切な態度と習慣(基本的診療能力)を身につける。

(2)専門研修2年目・3年目

  • 知識:放射線科専門医レベルの放射線診断、IVR、放射線治療の知識を2年間で習得する。
  • 技能:放射線科専門医レベルの疾患に対し、専門研修指導医の管理のもと、放射線診断、IVR、放射線治療が実施可能な技能を身につけ、必要に応じ専門研修指導医の援助を求める判断力を2年間で身につける。

<年間予定表(例)>

年間予定表