専門医になるまで

〇専門医になるまで

放射線科の専門医になるには、日本医学放射線学会の規定に従う必要があります。
現在の規定では、放射線科専門医(従来の放射線科認定医:一次試験合格者)の受験資格として3年間の後期研修を義務づけています。専門医を取得後2年間の研修を経て、放射線診断専門医か放射線治療専門医を選択します。
また、下記の受験資格に加え研修実績として各モダリティに目標症例数が設定されています。


当院での研修では目標症例数を満たせるよう配慮した研修内容となっています。


●専門医受験資格
1 「放射線科専門医」(診断・治療共通)
・初期研修2年後、放射線科専攻医として総合修練機関または修練機関での3年以上の放射線科研修(卒後6年目の8月に受験)。
・3年間のうち最低1年は総合修練機関(診断専門医3名以上、治療専門医1名以上が常勤)において放射線研究を行うこと。
・大学院生・研究生については在学期間の一部または全部を研修期間として認める。
・3年以上放射線学会正会員であること。

2 「放射線診断専門医」、「放射線治療専門医」(いずれかを選択)
・放射線科専門医試験合格後に、2年間の「診断」または「治療」の研修を行い、「放射線診断専門医」、「放射線治療専門医」のいずれかを受験する(卒後8年目の8月に受験)。

診断専門医になるまで受験資格講習単位