放射線について
Q.
医療の中での放射線の利用について教えてください。
A.
X線が発見されて間もない頃より、人体を透視できる手段として医療に応用されてきました。医療と放射線とは切っても切れない関係と言えます。放射線、放射能の平和利用としては発電と伴に最も身近なものでもあります。
様々な機器が発達した現在でも体を傷つけることなく体内の様子を観察出来、治療に取りかかる前の正確な診断や治療後の経過観察に貢献しています。
X線写真、CTの様に体の外から放射線で体を透かしてみる方法、PETの様に体内に微量の放射性物質を投与してみる方法があります。病気や検査の目的によって使い分けています。